競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

2023.12.26(火)本日の勝負馬(確定版)

今日は

浦和と大井のダブル開催。どちらも単勝2,000円で。

浦和は開催トータルプラスを目指しての攻撃的布陣、大井はまず初日に手堅くスタートを決めたくての守備的布陣といった感じか。

一方で共通している思いもあって、勝負馬は全て鞍上が「初騎乗から数えて2戦目」または「前回勝利から数えて2戦目」という馬。

徹底的に的を絞って、ゾーンに入った獲物は何としてでも仕留めるという作戦。

自分の中で一番しっくり来る作戦だし、それなりの成果を出せた作戦でもある。

とは言え、徹底的に的を絞ってしまったということは、その時点で的中を放棄してしまったレースが多数あるということでもあり、それに対して自分の心が揺れ動いてしまう危険性も多々あるということ。

それだけに、早く結果を出したいという気持ちは強い。長いスパンでとか呑気なことは言ってられない。今日すぐ結果が出てほしいというのが偽らざる気持ち。

火曜・浦和

3R ピノヌイ 森

3R モリデンパワー 保園

4R カシノベンケイ 古岡

8R アグリシュブール 秋元

10R ブルーインサニティ 半澤

12R デザートウインド 秋元

火曜・大井

1R ハイウィルヘーズ 本田重

1R ゲールタクト 矢野 370

5R ミトノベルーガー 岡村健 1,200

9R コスモポポラリタ 笹川

10R タバルア 本田重

今日の収支

22,000→31,400 △9,400

今年の収支

3,802,000→3,169,600 ▲632,400

大井で

健闘し、勝利を決めることができたが、浦和全敗というのが何よりも悔しい。

最終のデザートウインド、向正面捲りは勝ちに行く騎乗でよかったが、いかんせん発馬が・・・

一番強い競馬をしたけれど勝てなかった。

私も今年の競馬では勝ちに行くつもりで、一時は捲り切るかと思うこともあったが、無念なことに4角で力尽きてしまった。

そしてまさにゴール前、着外に敗れ去ろうとしている。

悔しい思いはあるし、後悔もある。

失ったものはたくさん、得たものはチョッピリ。

それでも、やった者にしか分からない手ごたえはある。

1年間やり続けたことで、新しい景色が見えると信じたい。

いや、僕はやり続けることができなかった。

苦しさに負けてしまったんだ。

よく記事の中で、自分の思いを貫くと書いてきたが、振り返ってみると全然貫けていなくて。

だから、この1年で得たのは、新たな借金と次から次へと押し寄せる不運と屈辱、そして肩こり。

馬券力が向上したとか、自信がついたとか、そんなポジティブコメントは書けないな。

負け犬の着ぐるみ着させられて、それでも頑張ろうと思ったけれど結局倒れ込んでしまった。

こうして2023年が終わっていく。コロナ禍が終わっても輝きを取り戻すことはできなかった。

その一方で

世の中には、20万円を4,000万円にしてしまった人がいる。

そんな人だけでなく、このブログの読者さんや職場の先輩の中にも有馬記念3連単を当てた人がいる。

4,000万とは行かないまでも40万・・・気持ちいいだろうなって思うし、買う根拠はどうであれ、買えたという事実が素晴らしいと思う。

ただ、本当に大事なのはここからなんだと思う。

また初心に帰ってというか、気持ちを元に戻して次の勝負に臨めるかどうか。

これは勝ったときだけでなく、負けたときでも同じこと。

勝つために、自分が最善だと思う予想を直向きにアウトプットし続けること。

それが真の、自分の思いを貫くということなのかなと思う。

直向き(ひたむき)・・・

「1つの物事に一途に打ち込む」「忍耐強く心を向ける」

南関4場で場立ちとして活躍しているテイク氏もインタビュー記事で、このようなことを言っている。

「当たりまくる時期もあれば、当たらない時期もある。それでも長い目で見て、今のやり方がうまくいくやり方だと信じられるかどうか。下手に買い方を変えてしまうのは一番やってはいけないこと。」

僕は、一番やってはいけないことを今年だけで幾たびもやってしまったということ。

そういう積み重ねが、私の今年の収支にモロに表れているということなのだろう。

コメントで、20万円を4,000万円にした人のことをどう思うかと質問をいただいた。

率直に言わせてもらえれば、その4,000万円を一刻も早くどんどん馬券につぎこんでほしい。ただそれだけである。

4,000万円の人のように、短期間で得たものは、失うのも一瞬だし、40万円の人のように長年続けてきた実績は、たとえ調子が悪くなっても急に失うことはないんじゃないかなと思うのである。

馬券に限らず、仕事でも日常生活でも、長年頑張ってきたことが報われる世の中であってほしいと思う。