競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

2020年、大晦日に思うこと

まず初めに

年明けに、このブログのhttps化を行いたいと思っている。

具体的には、http://ではじまるアドレスが、https://ではじまる。後は同じ。

1月11日(月)のレース終了後に変更予定なので、お含みおき願いたい。

さて

ついに大晦日である。いろいろ思うことがある。

まず仕事や世の中に対する愚痴から。

仕事においては、世の中はいくらコロナ禍であっても、結局周り(上司も会社もお客様も)は、今まで通りを求めてくるんだよなということ。

お客様は、今までと同じお金を払ってくださる以上、それは当然だと思う。

ただなぁ、上司だって会社だって最初は、いつも違うと状況だから効率が落ちるのは仕方ないと言ってくれたよ。確かに。

でも、不自由な状況は続いているのに、今となってはそんなこと誰も言ってくれない。コロナ禍前と同じ結果を出して当たり前。

現場レベルは、コロナ禍前よりも負荷がかかっているけど、それでも不断の努力でなんとかこなしているんだよなとつくづく思う。

これは会社だけでなく世の中でも同じことで、コロナ禍によって明らかに負荷が増しているのに、今までどおり、いや下手すると今まで以上を求められている現場がどれだけ多いことか。

それでも手元に入る報酬が苦労に比例して増えるなら、ともかく・・・

ホント国に対しては、もうコロナ対策には期待しないから、とにかく紙幣を刷って刷って刷りまくってくれという思いのみである。

そして、特別定額給付金を1人100万円配ってほしいと思う。

まぁいろんな理由があるし、このブログを読んでくださっている方ならお見通しな個人的な思いもあるのだが、それくらいのことをやって、同時に緊急事態宣言も再発令して3ヶ月で抑え込むんだと、国としてコロナに対するファイティングポーズを見せてほしいと思う。

私はマイナンバーに対してはあまりいい感情を持っていないのだが、もしなんだったら、マイナンバーカードを持っている人もしくはこの機会に作る人のみ給付するというルールでもいいと思う。

マイナンバーカードの普及が一気に進めば、結果的には国にとっても悪い話ではないはずだ。

あと給付の対象者は、今生きている人だけでなく、3年後に生まれた人くらいまで対象にしてほしいと思う。

それはどういうことかというと、出生率を一時的にでもとにかく維持しないといけないのではないか?ということである。

経済の不調というのは、今後の頑張りや仕組み次第である程度は戻すことができるだろう。しかし出生率については、どんなに頑張っても急回復というわけにはいかないからである。

少子化は、コロナ禍とは比べ物にならないくらい、もう本当に瀬戸際のところまで来ていると思う。今思えば我が家も、ひとり生まれて満足していたのだが、結局2人で1人しか子孫を残していないわけだから、少子化を推進してしまった一員。

だからこそ、子供を産みたい、授かりたい、育てたいと思う人たちを本気で応援する政策を推進してほしいと思う。

結婚を迷っているカップルがこれによって決意を固めたり、まだ今は出会いがない人も3年の猶予があれば、自分を見つめ直し、出会い、知り合い、愛を深め、結婚して、妊娠して、出産まで辿り着けるイメージを描くことができると思う。

紙幣で人の心を動かせるのか?と思う方もいるだろう。紙幣ですべてを解決できるとは思わないが、紙幣で解決できることもたくさんあるはずだ。

あと給付金の財源はどうするんだという声も聞こえるが、私のような競馬が大好きな人間が日本にはたくさんいるのでね。中央競馬に1,000万円賭ければ国庫にいくら入ると思っているのですか?

これも不本意ではあるが、先人の政治家や官僚が作った素晴らしい仕組みだと思う。

一方で

今の政治家の発言には失望しかない。

はっきり言って、往生際の悪いギャンブラー以下である。

「今が正念場」「勝負の○週間」「真剣勝負の○週間」「年末年始が分水嶺

しまいには「会食でもマスク」「家でもマスク」

もう、よく恥ずかしくもなく次から次へ言えるなと思う。

私だったら、もう恥ずかしくて言えないし、言えたとしても、もうどんな厳しい言葉を投げかけられても仕方ないくらいの思いである。

まずは「負けました」の一言があるべきだと思う。

将棋でも、競馬でも、仕事でも、政治でも、まずは負けを認めないことには次の勝利はやってこない。

同じ負けでも、メチャクチャ野次られる負けもあるだろうが、甲子園での負けたチームに送られる声援のように、本当によく頑張ったと称えられる負けもある。

誰がやっても無理だっただろう・・・と思われる負けであれば、決して評価は下がらない。負けを認めない、失敗を認めないことに人は苛立つのだと思う。

幸か不幸か、競馬はキッチリ数字に出るので、勝った人間は何でも言えるし、負けた人間は厳しい現実を受け止めるしかない。

ここまで

いろいろ仕事のことや世の中のことについて書き殴ってきたが、そういうお前こそどうなんだという話になる。

私は今年も、厳しい現実とともに大晦日を迎えている。

もう今はとりあえず、昨年の年末年始のような愚行を犯さない一心で過ごしている。

でも、今の気持ちだけではちょっとの気のゆるみで崩壊しかねなくて、今の気持ちだけでなく、もっと前から「良からぬ気持ち」を抱かないためのプランを考えてきた。

昨年の場合、年末の中央競馬でまったく結果を出せなかったことと、仕事でのわだかまりが積み重なって、気持ちが大爆発してしまったと思っている。

なので、仕事では変なわだかまりを年末年始に抱かないよう、気になる不安は早い段階で徹底的に潰しておくことを心掛けた。

あと年末の中央競馬では、とりあえず昨年のようにやられっ放しでは終わらず、それなりに納得できたのが大きい。運の助けもあったが。

それぞれの過程や状況に応じて、どうやって競馬などのギャンブルと付き合っていくかというのは違ってくると思う。

先日コメント下さった方のなかには、東京大賞典競艇の結果は年明けに確認することにして、今年は結果を知らずに過ごしたいという趣旨のコメントがあった。

それも、その人がいろいろ考えて、どうすればギャンブルといい関係を築けるかと考えた立派な仕組みだと思う。

もしかしたら年明けは再びギャンブル再開ということになるかもしれないが、年末2日間ギャンブルを断ち切る大変さは分かっているつもりだし、自分との約束を守れたことは決して悪い方向には作用しないと思う。

私も年明け4日まで、ギャンブルホリデーを継続したい。

とにかく

いろいろ大変な1年だったが、ようやく終わる。

金銭的にはともかくそれ以外は無事に過ごせたこと、そしてこのブログを続けられたことについてはよかったと思う。

でも金銭以外の面でも決して無事ではなかったな、普段の暮らしでも課題は山積みだ。

最後に、このブログを読んでくださった方に感謝申し上げたいし、今後もこのブログを読んでいい気持ちになっていただいたり、みなさんの馬券や生き方に役立つ内容を綴れればという思いである。

来年は、JRA全3,456レースにチャレンジしたいと思っている。

私にとっても、そして皆さんにとっても2021年がよい年になりますように。