コロナ禍とは
これから長い戦いになりそうだ。
会社でも「コロナがなければ、こんな苦労しなくてよかったのに」というような出来事や指示ばっかりである。
それで腹立つのが、短時間でやっとの思いでまとめて上司に提出した資料が、どれだけ使われているのかな、と首をかしげざるをえないことだ。
上司は、さらにその上司から指示を受け、その上司はさらに・・・ということなのだろうが、各現場レベルで人によってまとめ方が違う資料が集まったところで、どれだけ実効性がある対応を取れるのだろうか。
今日は、午後半休だったのだが、昨晩突然騒ぎ出した人のおかげで、朝からまたまた上司からの調査依頼である。
上司は、どのお客様の処理を優先すべきか判断するために、ある商品Aを納めているかいないかまとめた資料を作ってほしいとのこと。
ただ現場の目線から見て、指示通りまとめても、それで優先順位をつけることはできない。商品Bや商品Cに多少手を加えて商品Aの代用品にしているお客様もいるのだ。
つまり、商品A、B、Cの全部あるいはいずれかを買っていただいている時点で、処理の優先度は同じである。
もしどうしても優先順をつけるとしたら、納品量をもとにしたほうが実効性がある。
直属の上司には分かってもらえたのだが、いろいろ言うより、とりあえず言われたとおり作るのが一番早い、ということになって仕上げた。
それでも定刻には終わらず、14時過ぎにやっと会社を出ることができた。
残業代をもらえるのはありがたいのだが、こういう作業は無駄に疲れる。
世の中で似たような思いをしている人がいっぱいいるんだと思うと、コロナには罹らなくても、心の病やストレスにやられる人がこれから増えるのではないかと思う。
ラジオで言っていたが、今の専門家会議には、感染症の拡大を止めるための専門家ばかりで、精神科医のようなメンタル面の専門家がいないそうだ。
学者だけでは、経営者や労働者、主婦や学生の思いは分からないだろう。
言いたいことはあるのだが、いろいろ言うより、とりあえず変な流れに巻き込まれず自分のペースをしっかり守るのが一番身体にも精神的にもいいのかなと思う。
もうコロナ疲れでヘトヘトである。コロナになっていないのに。
ところで
なぜ私が、今日午後半休の予定を入れていたか。
あそこに行こうと思っていたからである。
しかし、2月26日を最後に、あそこに足を踏み入れることはできなくなった。
会社を出たら、穏やかで暖かくて桜も満開で。
浦競に行けたらどんなによかったかと思う。
年明けからスケジュール調整して、ようやく確保した休みだったんだけど。
家に帰ってから、インターネット投票しちゃおうかなとも思ったが、やはりあの浦和競馬場で、現地で、あの変なアドレナリンが出る本馬場入場曲を聴き、生で見るから気分転換になるのであって・・・
そのときを楽しみに、今は待ちたいと思う。また肉豆腐や焼き鳥を食べたい。
なんか今の世の中の雲行きだと、この先、外食もままならなくなると思い、今晩は家族3人で中華を食べに行った。
レバニラを食べて、餃子を食べて、グラスビールも飲んで、3人で3,500円なら大満足である。
息子が、一口だけだがレバニラを普通にうまいと食べたのは少しだけ驚いた。やはりテレビで町中華の番組を見てると抵抗感なく食べられるのか。
そして
明日を乗り切れば、いよいよ週末である。
コロナの動向は気になるが、事態が悪化しても公営競技は中止になる可能性は少ない。
これも自粛してしまうと、ガスの抜き場がなくなり騒ぎ出す人がいて治安が悪くなるからである。パチンコ店が通常営業しているのも、そういった理由が根底にはある。
先週の日曜競馬の流れからいくと、ちょっと油断すれば再び悪夢の底なし沼に沈むばかりである。
慎重さと大胆さと堅実さと柔軟さと、求められるものが多いし、バランスを取るのがとっても難しい。
出馬表を見たが、まずは自分の心をひとつにまとめあげてワンチームにしないと、またチグハグな馬券になってしまう。
全部当てるのは無理なわけだから、石にしがみついてでも取らなければいけない馬券をどうすれば取りこぼさずに拾えるか。
探し出すことも難しいが、その探し出した候補馬を買う勇気も大事だ。
そして勇気と無謀は紙一重。そこを客観的にジャッジできる冷静さも必要だ。
そう考えると、仕事よりも難しいんじゃないかと思う。
いや、仕事と違った難しさがあるというのが正しい言い方か。
ただ仕事で培ったノウハウが競馬でも生きると思うし、競馬で勝てる力があるということは仕事でもいい結果を出せる能力を秘めているのではないかと思う。
まぁ入社面接で「競馬で回収率100%を超えますので、仕事でも成果を出せます」と言っても失笑されるだけかもしれないが。
とりあえず
先週の日曜の時点で、3つの借金のうち、一番利息が高い分については一旦完済できた。
しかし、それだと今週の資金がないので結局明日また借りないといけないのだが、しっかり結果を出して、日曜の夕方には再び完済しないといけない。
そう考えると、ただ勝つだけではなく、来週の種銭まで稼ぎ出すぐらい勝つ目標で挑まないといけない。
何を言っているんだと思われるだろうが、今日のような幸せな日を続けて、しかも年末年始の忌まわしい歴史を消し去るためには、どうしても勝ち続けなければならないのである。
もう負けるなんて選択肢はあり得なくて、どれだけ多く勝てるか。もうそれだけ。
苦しくなったら、あの絶望のどん底を経験した2月26日のことを思い出して、燃え滾る気持ちを取り戻すしかない。
燃え滾る気持ちと冷静な判断と一瞬の閃き。
今週、そして来週が私にとっては勝負となる。