東京
2R クレイジーディス 津村 1,230
3R プラムダンディ 石川
4R ダイシンネイビー 吉田豊
5R ピースワンデュック 柴田善 340
7R グラニットピーク 佐々木
11R ミスティア 松岡
京都
1R カーロアヴァンティ 岩田望
3R トウカイエルデ 中井
4R ランスオブクイーン モレイラ 190
7R タッチャブル 団野
8R ケイデンシーマーク 武
新潟
1R アナスタシス 河原田 560
2R アクイローネ 荻野極
6R プラニエータ 小林美
8R マンデヴィラ 小崎 430
11R グラティアス 北村友
12R クイーンアポーン 丸山
猛追及ばず
土日トータルプラスまで、あと0.9倍足りなかった。
これで4週連続の敗北。来週も賭け金据え置き。無念である。
土日であと1本決めていればなんだけど、その1本が遠かった。
雑な予想をしているつもりはないのだけれど、終わってみると隙がある予想をしてしまったなという思いはある。
土曜は新潟6R、前日の記事に書いた通り。
そして今日は新潟3R・アスクデビューモアを買えなかったのが悔やまれる。
今日の予想では、福永きゅう舎を気にしていて、新潟8R・マンデヴィラは仕留めることができたのだが、アスクデビューモアを買い漏らしてしまった。
この馬、前走は買っていたのだけれど。なんかフィルターにかからずスルーしてしまった。
前走ガッカリした記憶はあって、出馬表見たときに目には入ったと思うのだけれど、なんか無意識のうちに買い目から遠ざけてしまったのかな。
前走もよく見ると、最後の直線は差を詰めているんだよな。
ただ最近、特に地方の場合なんだけど4角で勝負ありだと、そこでリプレイ見るのやめてしまうことが多くて。胸糞悪いというか、負けるという事実が許せなくて。
ただ、そんな投げやりな姿勢がこうして更なる不幸を招くわけだ。
買った以上は責任持ってゴールまで見届けないと。
負の連鎖を
断ち切るためには、ひとつひとつの作業を丁寧に積み重ねるというのが、地味ではあるが一つの解決策だ。
過去記事にも書いたことがあるが、凡事徹底。
今は出馬表画面から、騎手やきゅう舎の出走一覧に移動することもできる。
確認漏れはありませんか?
中途半端な買い方はしていませんか?
そこまで見直したうえで出した結論であれば、やるべきことはやったわけだから仕方ない。
どんなにいいツールがあっても、使いこなせるかどうかが大事だ。
たくさんの凡事をどれだけ自分の予想スタイルに溶け込ませることができるか。
何事も真摯に取り組み続けた先に、まだ見ぬ新たなアイディアがあると信じる。
学問であろうが、仕事であろうが、そしてギャンブルであろうが。
アイディアとは無から生まれるのではなく、既存の要素の新たな組み合わせだと言う。
凡事を組み合わせることで、思わぬ景色が見えることがある。
今日儲かる馬は?
それを見つけ出すことは当然大事。
でも同じくらい大事なのは、今日以降儲かる馬を見つけることだと思うようになった。
今日だけのことを考えるのも大事、でも同時に今日以降を見渡す気持ちを忘れないように。
具体例をあげる。
今の状況では30円しか儲けることができないが買った。
なぜなら、1着になったときに単勝を買えなかった馬は、○○○が変わらない限り以後買ってはダメというルールを決めたから。
今日以降儲ける馬を見つけたいと思ったときに必要な考え方だと思ったから。
この馬はまだ上のクラスでも勝てると思ったので、今回は買うしかないと判断した。
なかなか難しいんだけど、他の賭け手より一歩早く前に出る。これって武器がない私のような人間にとっては、とても大事なことなんじゃないかなと。
重賞だけ
もっと言うとGⅠだけしか買わないという人間は、あまり好きではない。
ギャンブル障害の立場から見ると、そうやって分別わきまえて賭けることができること自体が羨ましくて仕方がないんだ。
美味しいところだけ持っていきやがって、とも思う。
GⅠだけしか買わないということが悪いというわけじゃないんだけどさ。それは分かっている、分かっているさ。
でも
やっぱり今日であれば、テーオーロイヤルの初勝利から追いかけ続けた人たちが笑顔になってほしいと思ったりする。
ギャンブル障害で毎日馬券を買わずにはいられないことを、どうにかしてプラス要素にしたいと考えると、そうやって1頭の馬を最初から見続けることなのかなと思う。
そして全8勝が菱田騎手の手綱というのもいい話である。馬券は買わなかったけどよかったなと思う。
僕にとっては今でもグレースゼットの菱田騎手なんだけど、これで晴れてGⅠ騎手の仲間入りだ。
競馬ってそんな華やかなものなんかじゃなくて、泥水飲まされて、時には煮え湯を飲まされて(自ら進んで飲んでというときもないわけではないが)、賭け手も馬も関係者もそんな中で毎日戦っているわけだ。
もっと言ってしまうと、無数の人馬のそんな日々の積み重ねがあって、湯水のごとくJRAのCMが流れて、1着賞金2億2000万円のレースが供されるわけである。
ストマック氏のような自分のような、どうしようもない身の程知らずの金遣いをしてきた人間がいるからこそ成り立っている今の競馬、今の賞金体系。
愛しさとせつなさと心強さとならぬ、後悔と怨念と見果てぬ夢とに満ち溢れた世界である。
どうすれば勝てるのかな。どうすれば輝けるのかな。
今すぐは無理でも、この先ズドンと自分の思いを貫く勝負をできるようにするためにも、今は耐える時、そして種蒔きをする時だと考えたい。
明日からは船橋。