競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

川崎12R・結果は5着と14着

ダメだった

心が高ぶったのは、ゲートが開くまで。

ゲートが開いてからは、気持ちが盛り上がることもなく、終わった。

こういうときに限って、昨日も今日も狙った馬よりも更に人気薄の馬が先頭で駆け抜ける。やはり勝負の神には逆らえないのかなと思う。

とはいえ

今日1日トータルで見ると、いい1日だった。

昨日の寝る前に「明日もきっちり仕事を終えて、川崎でひとレースだけ勝負しよう」と決めて、朝から仕事に取り組んだ。

私は現物を扱う仕事なので、在宅勤務というのは難しくて、毎日会社での仕事である。

ルーチンワークからイレギュラー対応、分単位での仕事から来月の作業の計画まで幅広い仕事があるのだが、無事もれなく全部終えることができた。

けっこう流して、時間が過ぎるのを待っている人も正直いるのだが、とにかく今日も1日精一杯やった。

変な話だが、競馬で負けたときは、精一杯仕事をやるしかないのである。

それは、会社のためであり、お金のためでもあり、自分の存在価値を感じるためでもある。

こんな私のようなものを、20年以上置いてくれているのだから、もうここで僕は一生やるしかないし、ここで頑張って収入を上げていくしかないのである。

幸いなことに、一番厳しく当たられていた先輩に昨年の夏頃あたりから認めてもらえるようになり、それが自信になって少しずつ上司からも評価してもらえるようになった。

ただ、やっぱり全ての人とうまくいくわけではない。

あまり仕事熱心でない人からみれば、目障りでもあるだろうし、さらに私より年上となると、ちょっとなかなか難しい。

それでも、その人が残業になってしまうようであれば、仕事を少し引き受けるようにしたことで、相手は仕事が減って早く帰れてうれしいし、私は残業代が稼げてうれしいという感じで、相変わらずブツブツ言われるものの、少し空気が和らいだ気がした。

そうやって上下左右、過去現在未来、あらゆる方向にアンテナを向けて、ようやく1日を無事に終えることができ、川崎12Rの勝負に辿り着いたのである。

こうして

大したことでもないことを、いかにも立派なことのように綴った結果が5着と14着である。

もう本当に目がバッテンである。

家族3人でレースを観戦したのだが、ため息のみ。

我が家では、今、ストマックという人がやっているyoutubeがブームになっているのだが、今日は大きな声が出るところまでは至らなかった。

どうやら年齢が近いようで、他人事とは思えないのだ。

今日も残念な結果になってしまったが、一瞬でも現実を忘れてよい気分転換になった。それは間違いない。

給料日に少しでも厚みのある封筒を妻に渡せるように、明日から仕事を頑張るのみである。