競馬をやめた先にある世界

やめた先に待っていたのは、やはり競馬でした。一度ハマったらどうなるのかを綴っていきます。

私の一人息子について思うこと

3月に

なった。この時期になると思い出すのが、今から32年前の弥生賞である。

1989年3月5日。泥田のような馬場で行われたこのレースをたまたまテレビで見たのが、私にとっての人生の分岐点だった。

サクラホクトオーという馬が断然の人気だったのだが、極悪不良馬場の影響もあり、馬群に沈んでいく一方で、レインボーアンバーと言う馬が圧勝したレース。

今思えば、初めて見たレースによって、競馬に対する考え方というのはだいぶ変わるのかもしれない。芝コースとは名ばかりのドロドロの馬場を、ただ一頭力強く駆け抜ける馬の姿と人気馬が馬群に沈む姿を見て心を揺さぶられてしまった。

もし好天で、緑の芝生の上を走るサクラホクトオーが人気通り勝っていたら、なんだつまんねぇなと思って競馬の魅力にひきこまれることもなく、平和で穏やかな人生を送っていたのかもしれない。

そしてもっと若いうちに結婚し、今とは違う人生を歩んでいたのかなと思う。

競馬に

とことんハマり婚期が遅くなった結果、偶然の縁で出逢ったのが妻であり、その後生まれたのが来月から小学生になる私の一人息子である。

それまで吉原のアカデミーというところで二度ほどしか経験のなかった私にとって、結婚して子供がいる生活というのは考えられなかったので、今でもちょっと不思議な気持ちだ。

私がそれほど手をかけなくても、妻や私の両親のおかげもあって順調に育っている。

と思われたが・・・

昨年の就学前検診で、視力が悪い可能性があるので病院で検査してもらうようにとの検査結果が出た。

私は小学4年生から眼鏡をしていたので、私も私の両親も、息子の目だけは気をつけないと思っていただけにショックだった。

お星さまとか、飛行機を見つけたと言ったりすることもあったし、だいぶ遠くにある数字を読めたりしていたので、全く心配していなかっただけになおさら・・・

ただ、いざ指摘を受けると思い当たる節はいろいろあって、本が好きでたくさん読むし、テレビもよく見る。ゲーム機やスマホは与えていないけど、テレビのdボタンでなんかいろいろゲームを見つけて遊んだりしている。

あと、決定的だったのはコロナ禍で外に出る時間が減り、以前より本読みとテレビの時間がグッと増えたことなのかなと思う。

一昨年あたりなんかは、土日は朝のうちに馬券を買って、日中は息子と一緒に電車で外出することが通常のスタイルだった。

私の電車代だけで済んだし、定期券があれば途中まではタダだったので、モノレールに乗って羽田空港に行ってみたり、ゆりかもめに乗ってお台場に行ってみたり、京浜東北線で大宮から大船まで全区間乗り潰してみたり、あるいは六本木ヒルズの展望台に行ったり、中山競馬場に行ったり、とにかくいろんなところに外出していた。

それが昨年からのコロナ禍の影響で、気付いてみればそんな外出は皆無となった。

息子は、高輪ゲートウェイ駅に行ってみたいと言っていたが未だ実現できていないし、東武スカイツリーラインの昨年誕生したTHライナーにも未だ乗れていない。

NHKスペシャル

「私たちの目が危ない」というテーマでこどもの近視を取り上げている番組があった。

超近視時代 コロナ禍でさらに|NHK特設サイト

この番組によると、太陽光を浴びることが近視の進行を防ぐ、一つの方法だと言う。

そう考えると、電車でお出かけというのは、理にかなったことをしていたのかなと思う。

コロナ禍になって、グリーンチャンネル中央競馬全レースが無料視聴できるようになったと喜んでいたが、それをいいことに私は息子を外に連れ出すことをやめてしまい、借金だけでなく息子の健康も損ねてしまったことを悔いている。

親である私が一番悪いのだけれど、「3密回避」「自粛」「我慢の○週間」「勝負の○週間」「正念場」「ステイホーム」「オンライン××」「医療崩壊を防ぐために」と様々なことを考慮せずにひたすらいつまでも言い続けている人たちの責任も大きい。

検査結果が

出たあとは、テレビの時間を短くしたり、連続視聴をしないようにしたり、あるいは外に出る時間を増やしたり、手遅れなのかもしれないけれどできるだけのことをしている。

その甲斐があったのかどうかは分からないが、病院で精密検査をした結果、視力0.5で近視ではあるが眼鏡をかけるか否かは、もう少し様子をみましょうというのが先生の現時点での診断。

黒板の文字が読めるかどうかが、眼鏡をかける判断基準の一つともおっしゃっていた。

あと幼児の場合、状況によって視力が変わることもあるのでなかなか診断が難しいとの話もあった。

ただ視力0.5と聞いた時は、正直自分はかなりショックだった。6歳で0.5かと・・・

そして小学校に入ると、タブレット端末が配布されると言う。

こどもの目のことを、この国はどういうふうに考えているのかなと思う。

私の親に言われて気付いたのだが、もう息子はパイロットになるのは無理だ。

スマホやゲーム機は親の判断で、与えるか否かを決めることができるが、タブレット端末とか配布されたら親の努力だけではどうにもならない感じだ。

まぁ、一生涯眼鏡なしで暮らしていくのは無理な話だと思うが、せめて小学生のうちは眼鏡なしで過ごさせてあげたいというのが僕の経験も含めた思い。

今回の

コロナ禍で、本当にこれからの日本はどうなるのかと思う。

こどもにとっては視力のことはもちろん、マスクをし続けることで表情を読み取るスキルが足りなくなったりすることも指摘されている。

あと、こどもに関することで、どうしても気になるのがコロナ禍による少子化の加速である。

密な関係にならないと、こどもはできないというのは紛れもない事実。飲食店の休業補償だけでなく、少子化に歯止めをかけるためにも、未来に産まれる子供も含めた全国民への定額給付金の再給付は急務である。

国がやるべきは『Go To』よりも『cash handout』じゃないかなと思う。

しかし

どんな状況であっても、幸せな人生を歩ませてあげたいと思うのは親共通の願い。

先日、入学式に着る服を買ってきた。

いくらかかるのだろうかと不安だったが、浦和伊勢丹の中に、CHOPIN(ショパン)という子供服の専門店があって、一式12,000円(税込13,200円)から入学式用の服が用意されていた。

入学式 スーツ 男の子 | キッズフォーマル CHOPIN/ショパン (kids-formal.jp)

全部そろえたら50,000円くらいするんじゃないかと、今の私にとっては恐怖でしかなかったが、ひとまず家族一同これがいいんじゃないと思える服を買えて、ホッとした。

靴とあわせても20,000円以内でそろえることができ、帰りには久しぶりに伊勢丹のレストラン街で家族3人食事ができた。

あとは妻の服だ。3年前の入園式の服が着れればよいが、ステイホームの影響で・・・