競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

2023.12.29(金)本日の勝負馬(確定版)

どうやら

マイナス60万前後で、今年の収支は確定することになりそうだ。

結局は、日々のミステイクの積み重ねが、こういう結果を招いてしまったわけだ。

取れる馬券を取りこぼし、全レース勝負と称して無駄な馬券を買ってしまった結果の積み重ね。

悔しい。ただただ悔しい。

1週間に一本、5倍前後の馬券を取ることで、このマイナス60万の大半は消滅すると考えると、もっと踏ん張れなかったかなと思う。

でも毎日与えられた条件の中で、精一杯やった結果だ。

過去の自分を責めることはできない。

さて

今開催の大井は本日から昼間開催。そして東京大賞典である。

私は、チャンピオンズカップの2着・3着馬に託すことにした。

大井2000のレースにおいて、中京1800のレースが参考になるのか?とは思うが、レモンポップを基準に考えると、勝ってもおかしくないとも思う。

もし二刀流がキーワードになるのならドゥラエレーデだし、同一馬主の人気薄を狙えの格言を信じるならウィルソンテソーロになるわけだ。

これでウシュバテソーロが来てしまったら、もう仕方がない。

金曜・大井

3R ツインプライム 桑村

7R ユイノザッハー 吉井

9R ドゥラエレーデ ムルザバエフ

9R ウィルソンテソーロ 原

11R スペルキャスター 達城

今日の収支

10,000→0 ▲10,000

今年の収支

3,852,000→3,238,400 ▲613,600

もう

仕方がない。ウィルソンテソーロと原騎手は最高のレースをしてくれた。

本当に惜しいのだけれど、レースの結果は動かせないので。

仕方がない。

買い目としては、僕としてはこれが精一杯。ウシュバテソーロは海外帰りで絶対来ないと思っていた。少なくても万全ではないと思っていた。

それにしても、原騎手。

私が最も嫌いな騎手だったのだけれど、凄いなって思った。

大井の年末の大一番のレースで逃げの手を打てる度胸。

陣営からの指示なのかもしれないけれど、メッチャ凄いなって思った。

2着じゃダメなんだよ、でも・・・

負けたけど清々しい気持ちになれるってなんだろう。

ストマック氏の言葉ではないけれど、まさに魂の騎乗。そしてウィルソンテソーロの魂の走りを見た。

正直、逃げ切れると思った。もらったと思った。悔しいな。

でも騎乗にも走りにも非のうちどころはなく、賭ける側としても最善手だし、怒りの気持ちも湧いてこない。

なんか不思議な感覚。いい負け方なんてあるわけないと思ったけど、こういう感覚なのかと思った。

僕がなぜ

原騎手を嫌っていたかというと、今年引退した山田敬士騎手に本来回るべき乗り鞍を、悪い言い方すれば奪い取った立場でありながら、勝った時にド派手なガッツポーズを決めやがったから。

正直馬券が当たらない苛立ちもあった。その上に山田騎手から奪った乗り鞍で、しかも直線競馬の大外枠で、たまたま枠ゲーでいい枠ゲットしただけなのに、さも自分の腕で決めたみたいなアピールしやがって。

というのが率直な感想である。

今、思えば山田騎手には三つの不運があったと個人的には思っている。

距離誤認、新幹線足止め、そして原騎手。

それでも距離誤認については、そんな不運も懸命に乗り越えようとしていた。

本人の不注意なんだけど、あれは神様の意地悪だよなって僕は思っている。

不運とは、神様の意地悪。

そして、ひとつの苦しみとは戦えるけど、ふたつもみっつも不運が重なったら乗り越えられないよ。

他にも身体のこととか、知り得ない事情があるとは思うのだけれど・・・

原騎手の話に戻す。

今思えば、ニルカンタテソーロの雷光特別での勝利は、原騎手にとってはGI勝ちよりも大きな1勝だったのかもしれないなと。

武井きゅう舎から小桧山きゅう舎に所属変更して、不安との戦いの中で掴んだ勝利だったのかもしれない。

山田騎手の思い(あくまでも私の推測だが)は汲み取れたけど、原騎手の思い(あくまでも私の推測だが)は汲み取れていなかったということ。

結局、そういう視野の狭さというか、広い視点で考えが及ばないという自分の素性が、馬券の成績にも出ているのかなという考えが過ぎった。

人間だから好き嫌いはあるし、あってもいいと思う。

でもやっぱり好き嫌いの感情は目を曇らせてしまう、誤った判断を誘発してしまう。

10年前は好きだったけど、今は・・・

既婚者の心の叫びだったりする。

嫌いの感情は言わずもがな。団野騎手とか、野畑騎手とか。その感情でどれだけの馬券を取り逃したことか。

好きだけど、どう見ても勝利までは手が届かないと思えば手を引くしかないし、どんなに嫌いであっても、勝てる力があると見込めばチャレンジするべき。

そして馬券の相性という問題もあるのだけれど、恋愛はともかく馬券においては、自分が折れれば、ある程度は克服できるんじゃないかと。

実は今、相性最悪だなと思うのは桑村騎手なんだけど、はたして・・・

いろいろ

綴ってはみたものの、結局今日も10,000円負けという屈辱的な事実は覆らない。

「今日は」じゃなく「今日も」と書かないといけないのが本当に屈辱。

今年の競馬もあと2日。もう勝負は決しているのだけれど、なんとか最後にスーパーショットを決めたいなという思いはある。

せめてあと2日、自分の思いを貫いたと言える予想を書きたいなと思う。