昨日の
敗北が確定したあと、息子と一緒に散歩に出かけた。
年末の日暮れ前にしては寒くなく、空がきれいだったな。
息子は9歳。
まだまだ可愛さが残る年頃ではあるが、もうそろそろ陰毛が生えてきたりするのかなと思うと、こういう何気ないひとときも貴重な時間なのかもしれない。
そういえば報告が遅くなったが、12月26日に無事ケーキを食べることができた。
しかしそれにしても、その後の4日間の馬券は惨憺たるものである。
2日目・3日目・4日目は惜しい馬券もあったが、昨日の5日目は実に不甲斐ない結果に終わってしまった。
そして最終日、そして大晦日。
なんとしてでも勝ちたいし、開催トータルプラスも決めたい。
最後である。1レース5,000円の5番勝負といきたい。
昨日までの買い方から変えてみた。よくないこととは分かっているのだけれど、目先の勝利を掴むためには最善の方法と考えた。
当該馬の騎乗成績と前回騎乗時の着順を予想のベースにしてみた。
もう最後なので、どういう思考回路か綴っておく。
・当該馬の騎乗成績→1戦以上乗っていて未勝利であること
・前回騎乗時の着順→4着以下であること
この条件に該当する馬の中から、今回頭まであると見込んだ馬を買ってみる。
1日で結果が出るのかどうかは分からないのだけれど、なんとしてでも結果を出すしかない。
なんとかなると信じて。ケセラセラ!
日曜・大井
4R マカーリオ 落合
5R ボラボラフレイバー 本橋
8R セイバートゥース 矢野
9R オオサキワンダー 岡村健
12R メモリーエフェクト 山崎
今日の収支
25,000→0 ▲25,000
今年の収支
3,887,000→3,238,400 ▲648,600
最後の最後まで
後味の悪い、屈辱的な結果に終わってしまった。
最近、独り言やつぶやくとき、ほぼ必ず語尾に「クソッ」と言っていることに気付いた。
買ったときにサッパリ来なくて、今日に限って2勝しやがったのがいてなぁ。
本当に自分の勝負勘の無さも嘆かわしいし、あとちょっとのところで噛み合わない現状に、本当にクソッと思う。
とは言え、自分の力では結果は変えられない。自分の力で変えられるのは買い目だけ。
変えられないことに対して、愚痴るのは時間の無駄。
それなら今日の、というか今年の悔しさを来年にぶつけるしかない。
結局
最後まで、馬券の買い方を固定することができなかったのが、自らの手で自らの心を苛立たせ、結果を出せなかった最大の原因なのかなと思う。
他にも敗因はあると思うのだが、結局は自分の思いを貫けずに、日々の結果に振り回されたというのが正直なところである。
勝利を掴みかけたときはあった、ただそのチャンスを掴み続ける握力が僕には足りなかったようだ。
もう少し頑張って握りしめていれば、貫けていればと思う。
短期間の勝負なら、他の賭け手とも堂々と渡り合えることはできた。でも僕の力はそこまでで、長い戦いになると、どうしても心の隙が出てしまった。
そして、いつ終わるとも知れない不調の時期。それに耐えられず結局最後は自滅。
回収率83.3%というのが、まさに自分の馬券力。
コロナ禍が終わっても輝きは取り戻せず。力負けを認めざるを得ない。
結局
私にとっての理想の馬券の買い方は、どういうスタイルだったのか。
零封負けはイヤだし、とにかく的中がほしい。
となると、全レース勝負というのが正解だったのかな。
12月の川崎最終日を振り返ると、まさに的中が的中を呼ぶというか。
1レース単位の勝負ではなく、1日の流れを掴んで勝負。
それがAIに抗う、唯一の選択肢なのかもしれない。
もうあなたがAIですよっていうコメントは心にズキっと刺さった。
確かに
馬柱を見ていると、時々、買ったほうがいいよと強烈にアピールしてくる馬柱がいるんだ。
あぁそうですかと素直に従えばよいのだけれど、やっぱり負ければ負けるほど、人間の心というのはねじ曲がってしまうもので、もう騙されたくない、イヤな思いはしたくないと思ってしまい、そのアピールを無視してしまうのである。
でも、そんなときに限って、強烈にアピールしてきた馬が1着に。
アサカラキングもそうだった。バンデルオーラもそうだった。
前回ハナ差でどうにか勝ったアサカラキングが、そんな連勝できるわけないだろ!
⇒距離短縮も手伝って3馬身ぶっちぎりました。
牧浦きゅう舎と国分恭騎手の組み合わせは魅力だけど、そんな何度も来ねぇよ!
⇒9月2日小倉・TVQ杯 シランケドと同様に最後の直線だけでぶち抜きました。
自らの手で、上昇気流に対してブレーキをかけてしまった。
調子に乗っちゃいけないって思っていたんだけど、調子に乗らないといけなかった。
地方でも、似たようなことはあって、野畑騎手と○○フレイバーの馬で何回か的中したことがあったのだけれど、それも同じような考えでブレーキをかけてしまった。
そして、武士沢騎手のシグナルファイヤー。あれも痛恨だったな。
勝負事においては、もちろん勝つ馬を見つけ出す分析力は大事なのだけれど、それ以上に大事なのが度胸。
僕にはそれが足りなかった。もはや馬券力というよりも、人生全般に言えること。
そんな
日々の中で、嬉しいプレゼントもあった。
何と言っても、シランケド。ああいうこともあるんだなと。
競馬って、前々でレースを運んだほうが絶対有利だし、そういう馬を買うようにしたいと思っているのだけれど、ああいうレースを見てしまうとね。
僕の判断基準をメチャクチャにしたという負の側面もあったりするのだけれど、あれは気持ちよかった。
結局、競馬の存在意義というのは、こうして普段の生活や仕事からでは絶対に得ることができないような体験をして、そして元気をもらって、普段の生活や仕事の原動力にすることなのかなと思っていて。
それ以外にも、12月船橋で達城騎手のグレースルビーも会心の的中。南関東はこの2,630円がおそらく最高配当。
あと、もう一つ上げるとしたら、11月8日川崎・神尾騎手のミュークレグルス。少ない手がかりから仕留めただけに、もの凄く嬉しかったのを思い出す。
とは言っても
結局、今年も負けに負けた。
おおよそ想像がつくと思うが、馬券のことが頭から離れない1年であった。
悪く言えば、馬券以外のことについてはどうでもいい状態。でも仕事に限れば、職場にいるときだけは仕事優先。当たり前だけど。
休日に無駄に仕事のことで悩むことはなかった。ぶっちゃけ日曜の夜なんて、今までは憂鬱で憂鬱で仕方なかったのだが、今年は月曜からの予想のおかげで憂鬱な感情が湧き上がってくることもなかった。それだけはよかったことかな。
多少のことがあっても、ちゃんと月曜の朝に出社すれば、身体が勝手に動くし、頭も切り替えられる。
それならギャンブルなんかに執着しなくても、心の平静は保っていられるのではとすら思う。
こうして競馬にドップリのめり込んでしまったのは、率直に言えば仕事での悩みが発端である。今、思えばどう見てもパワハラである。
貯金を崩し、社会人になってから積み上げた資産を崩し、そして借金をこれでもかと積み上げた。
もうこれ以上積み上げたら、下から全て崩れ落ちるのは明確。
今は、仕事の悩みは皆無とは言えないが以前と比べたら、状況は全然変わった。
それなら競馬やめても大丈夫かなと思う時もある。
でも、やっぱりこのままでは引き下がれない。
どういう手段を使ってでも、勝利を掴みたいっていうのが偽らざる事実。
馬券と日常生活、2024年こそどちらも立派に成し遂げたいと思う。僕が僕であるために。
そして
最後の記事まで、読んでくださったみなさん。
まずはこうして目を通して下さったことに感謝。
正直、いわゆるアンチの方には、もっとクソッと思わせたかったなというのが偽らざる思い。
何度も書いてきたけど馬券は、賭け手同士の意地と意地のぶつけ合い。
勝者が正義。それが全てである以上、敗者には何も言う資格はない。
そして、もうほとんどいないと思うが、私のことを応援してくださった方。
最後のほうはコメントについて返信せず、申し訳ない限りなのだが、当然のことながら全部読ませていただいている。
私の思いを理解してくれているのは、たぶんギャンブル障害の方だけなのかなと。
結局、同じ立ち位置にいないと、人の気持ちには寄り添うことってできなくて。
ブログを始めた頃と今では、私の立ち位置がだいぶ変わってしまったことが、みなさんの心と乖離してしまった原因なのかなと。
そんな中で、このブログを続けるのは自分の中では困難であり、もう誰も得する人はいないんじゃないかなと。
そういう判断であります。