競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

2024.4.9(火)買った花を捨ててって言われて

月曜の朝

ゴミ袋を持って、出勤しようとすると妻から

「玄関のお花、茎のところがカビ生えてきたから捨てる」

って言われた。

まだ綺麗に咲いていて、これから開こうとしている花もあったのに、なんつーことを言うのかなと思った。

もう自分に対して、よほど恨みがあるとしか思えない。

正直言って、反論する気力もなかった。

花が可哀想だなと思った。

こんな不幸に満ち溢れた家に来てしまったばっかりに。

日の当たらない玄関で、それでも僕に花を見るという心の余裕を教えてくれて。

ありがとうという気持ちと、ごめんねという気持ち。

息子は

今日から新学期。小学4年生になった。

昨晩は学校に行きたくない、眠れないと言っていたが、しっかり起きていつも通りに家を出て行った。

春休みは宿題がないことも手伝って、ぐうたらな毎日だったが、今日はだいぶシャキッとしてくれた。

こちらはシャッキンな毎日だが。

それでも土日は400円のマイナス、月曜大井は40円のマイナス。心は穏やかだ。

昼食1回、缶コーヒー1本我慢すれば賄えるというのは大きい。

心が破綻しないように、そのためには自分の思いを貫く馬券を買い続けることだ。

でも、なぜかそういう思いは打ち砕かれてしまう。

普段は来ないアイツが、なぜここで来るかなって思う。ブチ切れたくなる。

今更ながら、ふと思う。

自分の思いを貫かなくてもいいのかなと。

風に吹かれて、導かれるのもありなのかな。野に咲く花のように。

いつも穏やかにして。

その日その日の風を感じながら、自分が感じたことを馬券というかたちで表現すればいいのかな。

刺さるような寒風が吹く日もあれば、上着を脱ぎたくなるほど暖かな日もある。

貫くというよりも素直に感じたことを表現すればいい?

馬券とは芸術でもあり、武道でもあり、賭け手同士の気持ちのぶつけ合いでもある。

大井

2R バイオレットローズ 谷内

5R サブノラッキー 野畑

7R リコーステアー 藤本

9R ベイデンマリーナ 本田重

12R マーゴッドバモス 森