競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

2024.5.5(日)負けても地獄、勝っても地獄(確定版)

勝てる日も

あるが、負ける日の方が多い現状。

2024年4月以降、100円勝負を続けているが、そろそろ心に軋みが出てきた。

どういう結果になっても、気分が晴れないということが分かったからだ。

100円勝負とは言え、負ければ胸糞悪いし、悔しい。

なら勝てばいいかというと、もっとたくさん賭けておけばという思いが湧き上がって、やっぱり悔しい。

どっちにしても救われない。

でも実は救われる道があって、それは0.1倍分プラス収支で終えること。

そうすれば賭け金は増額できるし、負の感情も湧いてこないわけである。

賭けても賭けても勝てない。それでも資金は死守できている。

財布が痛まず、自尊心は傷つけられず自分を正当化できる。

ギャンブラーにとっての楽園かもしれない。

とは言え

できることなら勝ちたい。馬券界の大谷選手のような存在になりたい。

偽らざる思いである。

馬券の世界、知っての通り、最低でも20%は控除される仕組みなので勝つのは困難極まりないのだが、その控除率の壁を乗り越えて勝ち切ることは不可能ではない。

人のことは言えないが、世の中には回収率が80%に満たない賭け手もたくさんいるわけで、そういう養分、いや賭け手からお零れを回収していけば勝てる可能性はある。

まぁ私も養分担当になることが多いのだが。

ただ近年になって、AIというものが出てきたおかげで、そのお零れの奪い合いが激化しているのが現状だ。

となると、道は2つしかなくて、養分から更に徹底的に搾り上げるか、AIというものを潰しにかかるかのどちらかになる。

前者の方が簡単かもしれないが、理想は強い立場のものを引きずり下ろして養分にしてしまったほうがよいと考える。

ただ、相手は強力である。真っ向勝負をしても勝てないことくらいは分かる。

私が入手できるレベルの情報は、AIも入手済と考えるのが自然だろう。

そんな状況下において、人それぞれに持っているもの・・・

自分と馬との出逢い、そして相性かな。

お前は家にいて、馬は牧場かトレセンか競馬場にいるのに、何言っているんだよ。

と思う方が大半だろう。

でも、なぜか何者かに導かれるように買った馬券ってありませんか?

普段は意地の悪い馬券の神様が、時々、さりげなく手を差し伸べて当たり馬券に導いてくれたのかなと感じることがあります。

レースが終わってから、なんで僕はこの馬を買えたんだろうって思うのです。

そして、このような出逢いを再現するにはどうするか必死になって分析をするのですが、分からずじまい。

あと、なぜか根拠はないのだけれど、自信を持って買える馬券ってありませんか?

それが相性なのかなって思います。

馬だけでなく、調教師や馬主との相性というのも、その根底にはあるのかなと思うのです。

もちろん出逢いや相性だけでは戦えません。

馬の力を掴むことが何より大事です。でも家にいる自分が人並み以上に掴めるとは思えません。

だからこそ、それでも勝ちたい、勝つしかないとなると。

出逢いと相性を大切にすることが唯一無二の道なのかなと思うのです。

東京

1R ゲンパチエトワール 戸崎 460

3R ルーベンス 田辺

4R アオイラン 三浦

5R ロードブレイズ 横山和

10R ジョディーズマロン 戸崎

12R アンスリウム 横山武

京都

1R ゼットレジーナ 浜中

2R ガーデンカメリア 長岡

4R ボイラーメーカー 幸

5R ミナデオロ 西塚 360

7R サクセスアイ 池添

12R ドライグ 古川吉

新潟

1R ハヤブサキンチャン 小林美

2R サンドロナイト 藤田 260

3R キツネノヨメイリ 佐々木

5R ルクスマーベリック 横山典

8R ウィズダムハート 永島

12R グリモワール 藤田

なかなか

結果を出せない。これでJRAは5週連続の土日トータルマイナス。

日曜は午前中で2つ当たって、なんとかなるかなと思ったがその後が続かなかった。

着差的に惜しいレースが多かったが、これは自分ではどうしようもないことなので致し方なし。

自分がコントロールできるのは、どの馬を買うかだけ。

毎度のことながら今日もうまくコントロールできず、無念の墜落。

京都10R・サイレントアスクの出走取消に伴い、京都12Rを代替レースとしたのだが、実はここに土日トータルプラスの使者がいたとは・・・

中央再転入3戦目、その名はバイファーザベスト。

ドライグの隣だったので「んっ?」と一瞬思ったのだが、僕はその出逢いをスルーして、過去に的中実績のある相性のよいドライグを選んだ。

終わってみれば、ドライグは1番人気12着。勝ったバイファーザベストは9番人気で単勝20.5倍。

あぁ、またやってしまったなぁ。3キロ減の吉村騎手。改めて見直してみると走っても不思議ない条件は揃っていた。

結局100円馬券でも、思い切った勝負ができない時点でダメなんだ。

前走着順はいいのだけれど、なかなか勝ち上がれない馬。

前走着順は悪いのだけれど、負けた回数は少ない馬。

爪を隠している鷹を見つけ出し、その可能性に賭ける勇気を絞り出す。

あっ、絞り出すという時点でダメなのかも。勇気がわき出してくるくらいじゃないと。

分析力と勇気。

出逢いって、もしかしたら分析力が源泉?

相性って、もしかしたら勇気が源泉?

そんな中

勇気を出してアプローチするから、相性がよくなるのかな、と思うことがあった。

今日の新婚さんいらっしゃいは、箱根駅伝を青山学院で優勝した下田裕太選手とタレントの金久保芽衣さんが登場。

今の僕から見ると二人はキラキラ輝き過ぎていて、見るのもしんどかったのだけれど。

金久保さんのまっすぐな気持ちというか、率直さというか、行動力の凄さには驚いたし、大したものだと思った。

そしてそんな思いを自然体で受け止める下田選手も素晴らしい。

特にタクシーの話は、なんか心に沁みたというか、いい話だなと思って。

先日のゼクシーの件と似たようなことを書くが、結婚って必ずしも幸せなことではないと思うし、今は輝いている二人でも、輝きが失せることもあるかもしれない。

でもあれだけ気持ちをさらけ出している金久保さんの潔さと下田選手の自然体なら、乗り越えられるんじゃないかなと思ったし、下田選手は原監督夫妻の生き方を見ていて、きっと困った時でも、乗り越える方法を考えられるんじゃないかと。

ずっと幸せになってほしいと思った。