2020年10月が
終わった。
このブログを読んでくださる方にとって、日本にとって、世界にとって、この2020年は最悪で忌まわしくてマイナスのイメージしかない年であろう。
私にとっても、本当に忌まわしい1年だった。まだ終わってないけど、生涯最悪といっても過言ではないだろう。
コロナ禍にまみれ(コロナではない、コロナ禍である)、借金にまみれ・・・本当に納得がいかない、苛立つことばかりの1年だった。
コロナ禍については、私はトランプ大統領の意見に共感する派とだけ言っておく。
もう一つの
借金にまみれた件だが、これは全責任は自分にある。コロナ前の年明けから絶不調だったので、コロナ禍は言い訳にはならない。
今思えば、2月の終わり頃から緊急事態宣言解除まで競馬が中止だったら、私のカードローンはここまで膨らまなかったかなとは思う。
そう思うと、JRAに対しては番組面だったり、やらず騎乗に対する制裁だったり、言いたいことはいっぱいあるのだが、よくこの状況下で、1日も(厳密に言うと1レースも)コロナ禍に屈せず、中止することなく継続したのは、さすがだなと思う。
ビジネス面で考えた場合、組織としてすばらしいと思う。もちろん農林水産省や馬主の力もあったのだと思うが、それにしてもである。
一方で今後、間違いなくギャンブルを原因としたカードローン債務超過による自己破産が激増することになるのだが、きっとマスコミや新聞社は報道しないはずである。
だって、あれだけ「ラッタッタ♪」のコマーシャルが流れているのだから。
ここからは
私のカードローンの話に戻る。
正直言って、全然元金が減らない。現時点でマイナス2,924,000円である。そのほかにエポスカードの次回支払い(定期券、光熱費)が76,000円くらいなので、ちょうど計300万。
あとは日曜競馬でどれだけ払戻をゲットできるかにかかっている。
ただ、実は私の心は、一時期に比べるとだいぶ穏やかになった。
どういうことかというと、この2ヶ月で借金の元金が増えていないからである。
減りもしないが、増えてもいない。
6週間しか続かなかったが、一旦競馬をストップして頭を冷やすことができて、その後10月10日(土)から競馬を再開して4週目。
今日まででトータル17,450円のプラスである。
もっとも、オクトーバーステークスのテリトーリアルの奇跡的な一発があったからなのだが、もし11月1日の日曜競馬をプラマイゼロで終えられれば、11月5日に支払わなければならない、ひと月分の借金の利息を賄えたことになる。
利息分だけでも競馬で埋めることができれば、日々の生活の中で、食事を抜いたり、飲み物代を節約したり、無駄遣いを我慢したりといった行為が全て、元金を減らすことにつながっていくことになる。
雨の中バス代をケチったために、身体中がビジョ濡れになってしまったりしたこともあったし、猛暑の中、飲み物を我慢したこともあったが、それでも少しでも借金が減ればという一心。
ときには、そういう節約行動が楽しいと思うこともあった。
仕事においても、残業を厭わずやることによって、溜まっていた仕事が片付いたり、苦しい気持ちになる仕事からも逃げなくなるようになったと自分では感じている。
その結果、仕事が前倒しできるようになってスムーズに回るし、私自身も残業代を手にすることができて、今のところはいいサイクルになっている。
もちろん、こんな状態もいつまでも続くとは限らないのだが、多少能力が劣っていても、人より少しだけ時間をもらえれば、職場の流れに、なんとかついていけるという自信もついた。
小木曽さんの解説で例えれば「キレ勝負ではなく、体力勝負に持ち込んで結果を出しましたね」という感じか。
やるべきことをやれていれば、自分からも堂々と意見を出すことができるということも実感した。
もしかしたらリストラだってあるかもしれない。そんなときでも生き残れるような実力をつけたいと思っている。45歳、油断できる年齢ではない。
馬券的には
今更ながら、試行錯誤の毎日である。
とにかく勝てるのなら、なりふりかまわず、辛くても、楽しくなくても構わないという思いである。
これまでは過去の的中馬に愛着をもってしまっていたが、そういう気持ちも断ち切らないといけない。
過去の成功体験にはできるだけこだわらずに、新たな冒険をしていかないと、勝つことはできないと思っている。ただ、なかなかその切り替えが難しい。
今、私が懸命に意識改革しているのは、前走着外馬からの勝負である。
前走で的中していて、また次のレースでも買いたいところだけれど、そこを断ち切って、また新しい宝を探しに出かける。
当然、後悔することもあるだろう。目の前にあるお金を取り逃してしまうこともあるだろう。
それでも、しんどいかもしれないけど、自分の経験と眼力と理論を信じて、前に進んでいくしかないというのが、今の私の思いである。
一時期、本当につらかった身体中の痒みも、飲み薬と塗り薬の併用でだいぶ落ち着いてきた。最近は妻が、手が届かないところは塗ってくれるようになって・・・
最初、妻に見せるのは凄くイヤだったのだが、最近は「だいぶ治って来たんじゃない」と言われて、これも心が穏やかになってきた理由かもしれない。
もう、不幸な気持ちとか負の遺産は全て2020年という箱にぶちこんでしまって、来年のお正月を明るい気持ちで迎えられるように、残り2ヶ月走り続けるのみ。
結果はついてくるはずと信じたい。
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