パソコンに
向かう、いまの私は、とても他人には見せたくない表情だ。
馬券では全く結果を出せないし、馬券以外の日常生活においても正しい判断ができず、それがきっかけで、妻からの信頼もガタ落ち。
もともとガタ落ちだったのかもしれないが、それが表面化することになってしまった。
競馬やめたら、とも言われた。
でも僕はそれだけはやめられないと言った。
競馬で負けても、できるだけ表には出さないように心掛けていたつもりだったが、やっぱりいろいろイヤな思いはさせてしまっていたようだ。
認めたくないけれど、妻があれだけ言うのだから受け止めざるを得ない。
気分転換の
ための競馬が、自分を苦しめる存在でしかなくなってしまった。
もうリビングのテレビで見ることはできなくて、ひそひそと自室のPCで見ることしかできない状況だ。
あと、この際だから白状すると、たまに行く浦和競馬も最近はあまり楽しくない。
何回も足を運んで、いい思いもしたけれどイヤな思いも積み重なってきているし、午後休みを取ってというのが最高の楽しみだったときもあったが、普通に会社で仕事をしていたほうがよかった・・・と思うようになった。
楽しくなくても、手を出してしまうのがギャンブル障害なのだが。
土曜競馬はスタートこそ抜群だったものの、その後は失速。日曜競馬は論外の全敗。
もう分からなくなってしまった。自信がなくなったし、月曜競馬の予想するのも気が遠くなった。
とても全頭を相手に真っ向勝負で予想するのは無理だった。
となると、何か条件をつけて、その中から選ぶという予想をするしかなくて。
馬に託すというよりは、統計学に託す。これなら競馬でなくてもいいだろうにと思いつつ・・・
そうやって1場につき30頭~40頭に絞れても、そこから6頭選ぶのも当然厳しい。
狙い方がブレている時点で、ギャンブラーとしては失格なのだろうけれど・・・
応援、直感、経験、願望、想像、もういろんなものがごちゃ混ぜすぎる。
視点をずらすと予想もガラッと変わる。だからこそギャンブルとして成り立つんだなと思いつつ、安定して勝つっていうのは無理だなと思った。
それでも勝負をしたい自分がいる。勝ちたい自分がいる。だから勝負する。
結果は真正面から受け止めるつもりだ。
月曜・中山
2R アンタノバラード(杉原・伊藤大)
本当にミルファームの馬との馬券相性はボロボロだが、私の馬券成績浮上のためにはどうしても必要なピース。流れに乗り遅れているのは承知で。
4R ナンヨークリスタル(デムーロ・松永幹)
前走着順良い馬が多いが、コーナー4回の競馬を経験している分、抜け出せると判断。
8R サクセスミノル(田辺・中舘)
前走も購入。田辺・中舘コンビは日曜中山で勝っていて、これも乗り遅れ感があるが、どうか頼むっていう感じ。ホウオウバリスタが強敵と見ているが。
9R カンリンポチェ(三浦・田村)
東京2100がベストなのかもしれないが、2勝クラスを1回使われての変わり身に期待する。田辺騎手から三浦騎手への乗り替わりはどうなのかなと思うが、三浦騎手とは手があっていると思えるので、いい方に出ることを期待。
12R ダイチヴィヴァン(秋山稔・蛯名)
1700を2回使って前走は見せ場があった。今回得意の1200に戻ればアッサリまで。
12R トップヴィヴィット(宮崎・中川)
1年3か月の休み明けを1回使ってどこまで変われるか。激変に期待する。
月曜・中京
2R コパノハンプトン(藤岡康・宮)
初ダート。強いのは1頭いるが、早め早めの競馬で凌ぎ切れないか。
3R ラスハンメル(藤岡康・松永幹)
ここはオッズを信じて。
7R グッドフェイス(松本・松下)
連闘。ダート2戦目で松本騎手も脚のつかいどころが摑めたんじゃないかと想像して。初ダートのタイセイブリリオと迷ったが、前走でも勝負したこちらで行く。
9R メイショウウネビ(武・本田)
武豊騎手に託すのみ。
12R テンジュイン(和田竜・千田)
土曜競馬では不発に終わった千田きゅう舎狙い。最後の最後で一発ないか。ここ2戦は大きい着順だが、3走前は和田竜きゅう舎で0.1秒差の3着。その和田竜騎手で。
12R シーズザデイ(鮫島駿・川村)
2走前のかささぎ賞は個人的にはレベルが高いレースと思っている。そこから半年の休み明けを1回叩いて、新馬勝ちの鮫島駿騎手の手綱。上り目込みで狙う。エンジェルシリカは強敵なのだけれど・・・
こうやって予想しているとさ、馬券で必ず勝つなんて口が裂けても言えないなと思うし、終わってみれば勝ち馬は1頭なんだけれど、その裏にはその数倍の勝てる可能性がある馬がいるんだよなぁと改めて思う。