競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

賭け額を上げると、あとが大変、本当に大変

今朝は

布団から出るのが本当にしんどかった。

眠気はないんだけど、朝、目が覚めて真っ先に思うのが

「あぁ、昨日は24万負けたんだよな」「3日間競馬で勝ち越せなかったな」

という思い。

それなのに、起きて会社に行かなければいけない現実。

せっかく、土曜の1Rから気持ちのよい一発を決めることができたのに。

やっと、息子や妻のために時間を使うことができたのに。

あと少しで、この週末勝てたのに。

なんで、こんな辛い思いをしないといけないんだろう。

プリンスリターンも、原田騎手も、私も・・・

あと一歩のところで、ルメールの厚い壁にはねかえされた。

「これだけやっても、ダメか」とうなだれるしかない気持ちになった。

コパノケネディーも、亀田騎手も、私も・・・

逃げ切ったぞと思ったところで、なんだかよく分からないうちに差し切られた。

2,199メートルは先頭を走っていたはずなのに、最後の最後でやられた。

もう勝てないんじゃないかという不安が、頭の中を駆け巡る夜だった。

さらに

私の気持ちをブルーにさせたのは、賭け額を昨年の1レース1万円ではなく、倍の2万円を入れてしまったことにある。

川崎で1レース2万円で勝負したのに、JRAで1レース1万円では・・・ということで、意地でJRAでも2万円ぶちこんできたのだが、裏目に出てしまったのが現実だ。

でも1万円に戻したら挽回するのはさらに難しくなる!と思うと、やっぱり強気に2万円勝負となってしまい、結局さらに厳しい状況に追い込まれてしまった。

年末年始の失態をなかったことにするには、オーバーペース覚悟でやるしかない。

でも、まだ1,728レース(JRA3,455レースの半分が私の勝負レース)のうち60レースしか終わっていない今のうちに、賭け額を戻せば、まだ遅くはないという思いもある。

この愚行は、今年ずっと記憶から消えることはないだろう。

でも、これを消すには、相当の的中の積み重ねとツキがないと無理だと思う。

それなら、最高の屈辱だが、事実は事実として認めて引き下がるという選択もアリだと思う。

ただ問題は、この冷静な気持ちが週末まで、いや極端なことをいうと明日まで続くかということである。

1回でも賭け額を下げることができれば、この魔物はおとなしくなってくれると思うのだが・・・

明日は競馬だけでなく、自分の中で暴れている魔物との戦いにもなる。