競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

完敗、力尽きた

見てのとおり

日曜競馬も的中わずか1つで、土日トータルで31,700円もの金を失ってしまった。

まったくいいところなしの完敗となってしまった。

さすがにレートを上げてのこの結果は堪えた。前を向こうと思っても向けなかった。

と同時に、こんな惨めな思いはもうしたくないなと思った。

惨めな思いというのは、競馬でのハズレや借金はもちろんなのだが、競馬によって犠牲にしてしまった諸々のことに対する後悔も含まれる。

もういまさら手遅れなんだけど

最終レースが終わってから、PATサービスセンターとSPAT4センターに利用停止の申し込みをした。

唯一、利用停止せずに残してしまっていた、ゆうちょ銀行の分である。

なんか、申し込みをせずにはいられない気持ちになってしまって。

16時35分頃電話して、JRAのほうはつながるまで5分くらいかかったけど、どうにか意志表示ができた。SPAT4のほうはすぐにつながった。

たぶん火曜日までには自宅に利用停止申込書が届くだろう。

速やかに投函してしまえば、次の週末からはパソコンでの投票はできなくなる。

なんか今までは

どうにかなるんじゃないか、もっと本気に取り組めば勝てるんじゃないかと微かな期待を自分の中で抱いていた。

今も、まったくなくなったわけではない。

しかしながら、今週のこの結果が全てを象徴しているんだよなと思った。

確かに、惜しくも取り逃したなと思っているレースはある。

でもそれを決めていたとしても、勝てたかどうか分からない。

競馬ブックとかJRA-VANを使って情報を収集すれば回収率も上がるだろうという思いもある。

でもやっぱりいくら情報を収集しても、取れない馬券はどうしても取れないし、むしろ情報に縛られて、自分の唯一のとりえと言ってもよい、思い切りのよさや拘りも中途半端になってしまった気がするのだ。

経験を積むというのもいいことばかりではなくて、タチの悪い経験を積んでしまうと、物事を正確に把握できなくなる。

事実ベースの積み重ねでなく、変な推測とか、疑心暗鬼とか、そういうことに振り回されてしまっているなというのは自分でも感じていた。

仕事も忙しくて、家に帰っても疲れて眠くなってしまって、十分に予想時間を割けないときもあった。

でもこの週末は比較的、時間を確保できてこの結果なだけに余計きつい気持ち。

とにもかくにも

惨めな思いをしたくないという気持ちが強すぎて、来週こそ勝てるんじゃないかという気持ちが徹底的に潰されてしまったという感じである。

もっとも日曜の夜はそんな気分でも、月曜の夜になれば気持ちが変わることもあるのだが、たぶん変わらないと思う。中途半端な覚悟だったら、わざわざ「自分はギャンブルを自分の力で止められないクズ人間です」と自ら申し出るような電話をJRAにしないから。

屈辱だよ。自分で自分を貶めるような電話をしないとならないのだから。

ただそれでも救いだったのは、どちらも男性が対応してくれたのだが、あくまでも表面上だが、極力、無感情に事務的に処理してくれたということである。

客観的に

見たら、何考えているんだか?と思われてしまう馬券だったり、行動だったりと思うのだが、僕としては精一杯やったつもりである。

地道な的中の積み重ねではなく、一発狙いを選択して貫いた結果なのだから、もうこれは仕方ない。

タイミングが悪かったのだと思うし、それを読めなかったのも実力。

まぁ無事に利用停止の申込書を投函したとしても、WINSや競馬場に足を運べば競馬はできてしまうのだけれど、とりあえず家の中や自分の携帯端末から投票できなくなることで、自分の1メートル圏内から賭場が消えるだけでもいいのかな。

ちなみに利用停止の申し込み方法はこちら。

lifespring.hatenablog.com