競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

46歳、最後の夜

仕事が

終わって帰り道、スターバックスに寄った。

自分の思考回路は、どうなってしまっているのだろうか。

昼ご飯は129円の赤飯のおにぎり1個なのに、会社帰りに319円のドリップコーヒーを飲むって、何かおかしい。

でも、会社の中で気の休まらない時間帯にお金を使うより、会社帰りの一番穏やかな気持ちになれるときにお金を使ったほうがいいなと思って。

とか、カッコつけた

ことを書いているが、実際は家に帰る前に今週の出走馬をひととおり確認しておこうと思ったからである。

とはいえ、帰りの電車の中で出走表を見たら、1か月1ギガ契約の私にとっては、かなりのギガ消費である。

なのでWi-Fiが使える場所で、気兼ねなく見たかった。それだけのことである。

コーヒー代のほうが通信料より高くつくのでは?って・・・

46歳、最後の夜。ちょっとは自分の心を労ってあげたくて。

出馬表を

見ての感想。もう狙いたい馬が多すぎる!というのが正直な感想である。

このブログを長年読んでくださっている方であれば、あぁ、東京1Rから激熱かもねと思うかもしれない。

他にも、あっちこっちに私の心をくすぐる仕掛けが施されている感じである。

先週までは100,000円奪還っていう感じだったが、もう今週はとにかく楽しみたい、少しでも気持ちいい思いをしたいという思いでいっぱいである。

この前の日曜日、たくさんのアドバイスをいただいたのだが、やっぱり絞れない!!

しかし

経済的な破たんが迫っているのは自分でもよく分かっている。正直、怖い。

そんな中で、今の自分を支えてくれているのは、尾崎豊の歌と林修先生のインタビュー記事である。

尾崎豊の歌とは、言うまでもなく『僕が僕であるために』である。

まぎれもなく、youtube『ストマックの日常』がきっかけなのだが、気付けば毎日のように口ずさんでいる。

僕が僕であるために、勝ち続けなきゃならない、正しいことはなんなのか・・・

決してギャンブラーに向けての歌ではないのに、なんでひとつひとつの歌詞すべてがこんなに刺さるのかなと思う。

もしかして生きることとはギャンブルの連続、それともギャンブルをし続けることが生きている証だから?

いや、それはさすがに言い過ぎだと思うが、仮に『ギャンブル』という単語を『無謀とも思える挑戦』という言葉に置き換えてみると、あながち・・・

そして、ネットで見つけた林修先生のインタビュー記事。

リクナビNEXTジャーナルで見つけたのだけれど、一番印象に残っているのは、

原動力になったのは借金です。借金は性能のいいエンジンみたいなもので・・・

ゴールドスネークさんに読んでもらいたいなと思った。

言われてみれば、まさに今の自分がそうで、競馬でどんなに負け続けても仕事を頑張れるのは、まさにこれなんだよなと思う。

もうホント好き嫌いとか言っている場合じゃなくて、とにかく1円でも多く稼ぎたい。

その気持ちが仕事のスピードを上げ、精度を上げる原動力なのかなと思う。

若い頃は、面倒な仕事から逃げてばっかりだったんだけれど、まぁ今でもそういう気持ちが出てしまうことはあるんだけれど、それでも前に比べたら、ちゃんと向き合えるようになった。

20代から今のようにできていたら・・・と思うと切なく思うこともあるけれど。

うつ病になり会社に行けず、ショッピングモールの椅子でうなだれて1日を過ごしていた12年前の自分。

仕事が怖かったんだよな。あの頃は。

そんな自分と、今の自分、どっちが正しい?

気付いてみたら47歳。