2月5日の
カードローンの約定返済の支払いは水道代や眼鏡代を立て替えて、乗り切った。
しかし、2月末や3月上旬のクレジットカードの支払い、そのあと3月5日の約定返済。
まさに延命策。そして今後に残された手段は3つ。
一つ目は持株会の株売却。120,000円くらいにはなるが、今ある支払予定だけで全部吹き飛んでしまいそうである。
あと会社への申請理由が面倒だ。リフォームローン返済のためにしておくのが妥当か。
これ売っちゃうと、年2回の株主優待も受けられなくなってしまうのだけど、もはや株主優待どころではない。
二つ目はカードローンの増枠申し込み。
これが一番の特効薬だろう。ただ通らない可能性がある。
三つ目は競馬での勝利。
これ、年末の時点では本気で行けるんじゃないかと思っていたが、今の時点では自分でもタチの悪いジョークだなと思う。
あとは家の財布から抜くしかないけど、そんなに抜けるほど入っていないと思うので手段には含めない。
私はギャンブル障害の人間だ。なんとか0.1倍分でもいい。ハナ差でいいから勝ちたい。
50円勝ちでは借金返済の足しにもならないけれど、自分の生き様が正しいことを再確認したいし、自分が抱えている心の障害に寄り添う生き方ができれば。
あと
この1週間の目標としては、なんとか週末まで賭け続けることと、1月の船橋ケイバの負け分を挽回することである。
2.3倍分、1,150円。取り返せれば、今年の船橋と浦和では負けていないという既成事実ができる。
これを足掛かりに少しでも、馬券で失った金を取り戻したい。
馬券の負けは、馬券で取り戻す。
勝負勘を切らさないためにも、自分の生き様を貫くためにも、そして週末のJRAの資金を確保するためにも、ひたすら勝ち続けるしかない。
馬券で勝って、有言実行で自分の思いを貫ける男になりたい。
大晦日に『年間トータルプラスを決めた、自分の思いを貫けた!』と綴るためにも。
では
具体的にどうすればよいのか。
あまり自分でも認めたくないのだけれど、昨年12月の中山で単勝99倍という自分でもビックリするような馬券を仕留めてから、自分の心の中からハングリー精神が消えてしまった。
幾ら馬券を当てても、もっと勝ちたいという気持ちを持ち続けていないと、気付けば奈落の底というギャンブルの現実をすっかり忘れてしまっていた。
もっと勝ちたいという気持ちを、もう少し翻訳すると、数多く当てたい、高い配当を当てたいという気持ちに辿り着く。
99倍の馬券や、土曜の川島騎手の単勝17倍もよいのだけれど、やっぱり持続可能な、それはイコール再現可能な的中を繰り返し積み上げることが、一番の勝利の近道なのかなと思う。
的中した瞬間の気持ちよさという点では、どうしても見劣りしてしまうかもしれない。
でも結局は、1日トータルで勝利することが一番気持ちのよいこと。そしてそれは少なくとも翌日までは持続する気持ちよさだ。
1年のうち、半分くらいそんな日を作ることができれば精神を病むこともない。
数値目標としては、1日12Rあれば的中3つ、平均配当4倍を目指すのがなんとか手が届くと思えるところ。
以前の記事にも書いたが、2.0倍以上・4.0倍以上・6.0倍以上を決めれば、最低でもドローだ。
2倍前後(1番人気)の馬を2頭買って、1頭的中を目指す。
4倍前後(2~3番人気)の馬を4頭買って、1頭的中を目指す。
6倍前後(4番人気以降)の馬を6頭買って、1頭的中を目指す。
実際やってみると、これがまた難しいのだけれど、今ここで書いている限りは何とかなるんじゃないかと思うのだ。
あとは、今日の資金を明日の資金につなげることの尊さを、もう一度噛み締めたい。
もう6,000円しかないです。これをなんとか金曜の夜まで守り抜いて下さい!という話。
今の自分の立場であれば、それができるだけでも快挙。
ギャンブルで心を満たして、お金を増やせないまでも残すことができれば、きっと仕事にも前向きな気持ちで取り組めるに違いなくて。
勝ててはいないけど、自信と充実感に満ち溢れた自分の顔が目に浮かぶ。
綴っていて、だんだんいい気持ちになってきた。今日からの1週間が楽しみになってきたぞ。
そのうえで、1週間のうちに1個でも大きいのを決める気持ちを忘れなければ・・・ものすごく幸せな1週間になる。
さらに
賭けの対象となる馬はもちろん、騎手・調教師に対して尊敬の念が大事なのかなと思う。
今は「なんだ、普段来ないくせに買ってないときに来やがって、クソボケ!」と思うことが非常に多い。
以前コメントをいただいたことがあったが、本来であれば馬や騎手に対して、おつかれさま、ありがとうと呟ける気持ちが大事だ。
そう考えると、ギャンブルも仕事と同じだったりする。
心の中では「クソボケ!」と思ったとしても、そこは心の中にとどめておいて、まず第一声は「おつかれさまです、ありがとうございます」から始まるべきかなと思う。
そうじゃないとコミュニケーション(交流)が成り立たない。交流が成り立たないと仕事が成り立たないからである。
ギャンブルの場合、賭け手と馬・騎手・調教師が直接コミュニケーションを取ることはない。
馬は言葉話せないし、調教師はどちらかというと経営者。そうすると我々に一番近い関係は労働者である騎手になるわけだ。収入はだいぶ違うのだけれど。
どこの世界でも、結局一番つらい思いをするのは現場の労働者である。経営者がいい加減な仕事をするから、労働者が叩かれる。
で一番おいしいところは、競馬の場合は馬主、会社の場合は株主がみーんな持って行ってしまうわけだ。
そんな環境の中でもレースに臨む騎手に対しては、尊敬の念を持つことが勝負以前に大事だったりする。
先週の川崎で、神尾騎手と本橋騎手が落馬するレースがあった。私は本橋騎手の馬を買っていたので馬券は紙クズになってしまったが、素人目にも危険な落馬だと思ったので、とても気になっていた。
でも、自宅で安静という情報を知って、本橋よかったなと思った。そして月曜の船橋の出馬表に彼の名前がある。
本橋すごいなと思った。
頑張っているのは、お前じゃなくて寒い中レースに臨んでいる馬や騎手なんだよ!というコメントをいただいたが、まさにその通りなんだ。
そう、私は誰と戦っているのかといえば、他の賭け手とである。
仕事で言えば、他社との戦い。
そいつらと払戻金という名の幸福の奪い合いと、ハズレ馬券という不運の擦り付け合いをしなければいけない。
ノホホンとしている奴がいれば、そういう奴から徹底的にむしり取りたいし、私と意見が食い違う奴がいれば、自分がそいつより上に立つためにも勝ち続けないといけない。
馬券は意地と意地のぶつけ合いだから。
ただ、それはギャンブルのときだけ。ボクシングで言えばリング上だけでの話。
リングを下りれば、孤独にトレーニングや研究を積まないといけないときもあるし、仮にも考え方が共感できる賭け手がいれば、お互いを高めあうやり取りができれば理想。
今までこのブログで何人もそういう共感できる方、共感して下さる方に出会ったが、私に至らないところが多く・・・
頂点に立ちたいという気持ちが強すぎると、どうしても自分を貫きたいという思いが出ちゃってね。
まぁそれでも見守り続けてくださっている方もいて。一方では、捲土重来を期して・・・という方もいる。
賭け手全員が負けることはあり得ても、賭け手全員が勝つことはあり得ない世界。
なんでこんなところに足を踏み入れてしまったかなと思うし、まだ土日のJRAの買い目を悔いている自分がいる。
それでも新たな1日がはじまる。今日も2つの戦いへ出発する。
月曜・船橋
1R サビト 山口 競走除外(100)
2R マニエジェニー 御神本
3R パーティーアニマル 高橋哲
4R イソエイヒカリ 伊藤裕 230
5R ベティシャンクシー 山本紀
6R ロードガーディアン 森
7R リッキーナイト 本橋
8R エンロサディラ 小林 420
9R ボナセーラ 山崎
10R クルベリ 張田 790
11R ファイナルマズル 笹川
12R トゥルーバローズ 矢野 360
今日の収支
6,000→9,500 △3,500 12戦4勝1分
今年の収支
342,000→214,750 ▲127,250 684戦77勝3分
船橋初日
プラス収支でスタートできたのが嬉しい。
川崎からの連闘馬で的中2つ積み重ねて、山田信きゅう舎の馬で2つ積み重ねることができた。
こういう馬券をずっと買い続けることができればよいのだけれど。
どの的中も嬉しかったが一番印象に残るのは、エンロサディラでの小林捺花騎手の手綱。
4キロ減というのが大きいとは思うのだけれど、今日も力強い追い込みで勝利を決めた。
カッコいいなと思った。すげぇなと思った。
18歳でこれだけやれるって凄いよ。
47歳のギャンブル親父に言われても嬉しくないだろうが、でも絶対に凄い。
おっさんも仕事頑張らなきゃと、まさに心をハートビートさせてくれるレースだった。
週明け
もう一つの戦いでもある、仕事も行ってきた。
会社に入ると重苦しい気持ちが消えて、頭の中が仕事モードに切り替わる。
自分でも、えっなんでこんなに変われるの?と思うほどである。
仕事を頑張ることが、勝利を近づける第一歩だという思いは潜在的にあるのかもしれない。
同時に馬券でうまく表現できなかった自分の思いを、仕事にぶつけるという思いもある。
動機は不純かもしれないが、それで成果が出せるのならいいのかな。
あと
ネットを見ていたら、これまた自分をハートビートさせる記事があった。
「無能なのに、なぜか一目置かれている会社員」に共通している8つの特徴
週刊SPAの記事である。興味がある方は検索していただきたいのだが、この中で一番印象深かったのは、
世の中は理不尽で不平等であることをまず受け止める。という一文だった。
その中で生き抜くサバイバル力を持っている人にチャンスは降ってくるとも言っている。
あぁこれが自分に足りなかったことなのかなと思う。
頑張った分だけ必ず努力は報われねばならない!と思っていると、頑張ってもうまく行かなかったときの苛立ちというのは物凄くて。
会社で仕事しているときは頑張るのが当然。それでもうまく行く日もあれば、理不尽な思いをする日もある。それも当然だと思っている。
でも、これが競馬になると考えが一変してしまう。
それが競馬の魅力でもあり魔力でもあるのだけれど。
さてそろそろ、明日の戦いに向けて準備を進める。ただ勝利の翌日は本当に気持ちのコントロールが難しい。