競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

土日トータルプラスは確保したが

土曜の夜と

比べると、気分はダダ下がりの日曜の夜である。

贅沢を言ってはいけないのだが、日曜の15時過ぎまで、土日トータルの勝利を確定できなかったというのが、今後に向けての大きな不安材料に感じてしまう。

土曜日はマグレ当たりと認めざるを得ない。

ボンセルヴィーソは、藤懸騎手の会心の騎乗、私にとっても会心の馬券だったが、これがなかったらドローだった。

そう考えると、急に怖くなってしまった。

一つ間違えたら地獄行きの中、やっとの思いで摑んだ勝利。

昨晩は元気一杯な自分だったが、今は不安でいっぱいの顔つきの自分がいる。

昨日の記事では書かなかったが、土曜競馬で僕にとってはひとつ重大な取り逃しをしている。

中京6R・デアノヴァ(宮崎・伊坂)の単払1,200円である。

このレースは、メイショウユズルハを買ったのだが、デアノヴァも相当気になっていた。

昇級初戦で僅差の5着。ただ、牝馬で牡馬相手に勝ち切るのは厳しいかなと判断してしまい、結局勝負を見送ってしまった。

距離延長で未知の魅力に託すことができず、安全牌で前走同条件2着の単勝1.6倍に流れてしまった。

心の奥底から、デアノヴァ、デアノヴァとメッセージが出ているのに、目先の4,000円を取りにいってしまった自分。

朧げに見える30,000円と、はっきり見える4,000円。

自分を信じ切れなかったのが本当に悔しい。こういう馬券を取れない限り勝ち続けることはできない。

ただ一方で、低配当から高配当まで満遍なく網羅しないと勝ち切れないというのも事実で、読み違えた自分の実力不足というのも認めざるを得ない。

自分自身を信じる心、取捨選択を冷静的確に行う技術、そして仕事でどんなに疲れていようとも予想できる体力。

心技体を鍛え続けない限り、競馬で勝ち続けることはできない。

それでも勝てたことは事実。そこはしっかり喜びたいし、勝たせてくれた馬、調教師、騎手、きゅう舎の人に感謝しないといけない。

あと神様にも感謝しないといけないのかな。

少なくとも自分の力で勝ったなんて思っちゃいけない。

それって競馬だけじゃないよな、仕事でも、家族でも・・・